死者の月

今月はカトリック教会的には死者の月です。ミサはいつも亡くなった人のために祈るのですが、今月は特に心に留めて過ごします。わたしは3年前に大事なパートナーを見送りました。なかなか喪ったことを受けとめきれず毎日を過ごして来ました。わかっていてもその存在をどこかに求めてしまいます。結果彼の最期のあたりに身の回りにあったものはいまだに見られないし、片付けることも出来ません。時々とても気配を感じたりします。ただ、3年過ぎ、やっと考えが変化してきました。いつまでも最期の時にフォーカスしていてはいけないな、と。だから今年はすこしづつ彼がまだ元氣だった頃の生活にシフトしつつあります。それが今を生きる自分のためであり、また今はいない彼のためにもなるのではないかと思ったのです。そのひとつが日曜日に教会のミサに行くこと。子どもの頃からずっと通っていたのにパートナーを亡くして以降全然行けなくなっていました。まだ毎週は無理ですが彼の死後の旅がまっすぐ神の国に繋がっていることを祈りたいと思います。